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zoom RSS 悟後の大修行―山田敏雄(黒住教東京教会所)

<<   作成日時 : 2010/10/26 14:23   >>

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黒住宗忠が「天命直授」によって神人不二を悟った一八一四年(文化十一年)・・・(略)・・・
ところが、それから八年が経過した一八二三年(文政六年)、宗忠の心境にある変化が生じてくる。・・・(略)・・・
「奇蹟は天地の奇蹟とは思いますが、私がなすところだけこのように奇蹟が現れることはありがたく思います。それにひきかえ、万事の行い、十が一つも勤まらないと、時にはあせるくらいです」(御文)
折りしも、宗忠に対するいわれのない誹謗中傷を吹聴する輩も現れてくる。
「道の方もいよいよ栄えている様子です。あまりに広まる様子でありましたので、医者や祈祷師などがいろいろ作り話をして、あちらこちらへ触れ回っているそうです」(御文)
翌一八二四年(文政七年)になると、宗忠の「行いについての反省」はますます強くなっていった。・・・(略)・・・
そして、この大問題に挑むべく、宗忠はこの時期から以下に期す「悟後の大修行」ともいうべき厳しい修行の道に入っていった。


五社参り
五社とは、今村宮、白鬚宮、吉備津神社、庭瀬大神宮という、近くにあった五つの神社を指している。
宗忠は毎朝四時頃に起きて水を浴び、右の順番で五社を参詣した後、自宅の神前でのお祓い、さらには日拝という修行を重ねていった。
この五社参りについて、宗忠は「悪人が出ていろいろの噂をしていると聞きましたので、これは天が私に修行をしなさいと教えているのだと思い始めました」(御文)と記している。


伊勢神宮参拝
宗忠は「天命直授」のちょうど十年後にあたる一八二四年(文政七年)、伊勢神宮に参拝する。・・・(略)・・・
宗忠は天保年間の一八三一年(天保二年)、一八三三年(天保四年)、一八三五年(天保六年)にも伊勢参宮を行っているが、伊勢参宮に際しては道中での厳しいお祓い修行が行われた。・・・(略)・・・


今村宮への祈りと誓い
一八二四年(文政七年)の伊勢神宮参拝から立ち戻った宗忠は、今村宮(祭神は天照大御神、八幡大神、春日大神)の神前に次のような神文を捧げた。
「奉祈誓二度蒙神宣・・・(祈誓し奉る。再び神宣を蒙り奉り・・・)」


千日参籠
宗忠は一八二五年(文政八年)の七月二十三日から今村宮での千日参籠に入った。
参籠は、夜、宮の内でお祓いを上げるなどして心を澄ます修行・・・(略)・・・


祓い修行
千日参籠の後、宗忠は神になるための”心を澄ます”修行として祓い修行に打ち込む。
古来、”中臣の祓い”といって神前に祈ってきた”大祓詞”を朗々と繰り返して唱える修行である。・・・(略)・・・


百社参り
宗忠の修行はさらに過酷さを増す。
一八三○年(天保元年、文政十三年十二月十日改元)三月から向こう十年間の予定で毎月百の社を参拝することを決意した宗忠は、この年、さっそく十ヶ月間の百社参りを行った。
翌一八三一年(天保二年)は毎月欠かすことなく続け、一八三二年(天保三年)は夏に大病を患ったにもかかわらず十一月まで毎月の百社参りを欠かさなかった。


以上「いのちの教え」山田敏雄著(テーミス)より

それにしましても、黒住宗忠師の命がけとも言える厳しい修行。
以上の黒住宗忠師のされた修行と全く同じようにはできませんが、せめて近くの神社をできるだけ多く参拝したり、伊勢神宮に参拝させて頂く時は、その道中、大祓詞を何回も奏上し、心を澄ましてから参拝するように心がけるなど、黒住宗忠師の御瀬踏みに習い、私なりにできる範囲で真剣に修行をしていかなければ、と改めて反省させて頂きました。

又、引き続き、山田さんは、以下のようにも書かれています。

要するに、宗忠は、自分と他人、好きと嫌い、良いと悪い、汚いときれいといった「対立」にとらわれず「無我」になれば「生きた心」になれると説いているのである。
ちなみに、宗忠自身は、約八百字の「大祓詞」を一心に集中して数多く上げることで、我(自分中心の欲望)を離れて無になることができた。・・・(略)・・・
「離我天任」である。・・・(略)・・・
宗忠はこの無を非常に重んじ、誰よりも修行を重ねた。・・・(略)・・・
無を養うことはそのまま天照大御神の御心を養うことである。
ここで注意しなければならないことは、常々養うということである。
常々に修行して養い育てていくこと以外に、無になることも、天照大御神と一体になることもできないのである。


以上「いのちの教え」山田敏雄著(テーミス)より

山田さんの御著書であります「いのちの教え」(テーミス)には、御神徳談や、日拝、陽気修行の仕方などが掲載されています。
おすすめの一冊です。


黒住教東京大教会所 宗忠神社東京分社
http://www.kurozumikyo-tk.com/


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