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zoom RSS 赤木忠春の奇跡ー3(黒住教)

<<   作成日時 : 2006/11/25 12:09   >>

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忠春の名高い噂が次第に拡まって行くと共に、これをねたむ者が現れて、或る夜の事、ひそかに死人を宗忠神社の縁側へ投げこんで、困らせようとした者があった。
あくる朝、門人たちがこれを見て大さわぎとなった。
忠春はこれを聞くと、
「この死人に御神徳を取り次ぐ者はないか?」
と命じて見たが、誰一人みかげを授けようとする者もないので、自分からつかつかと縁側に進むと、
「生々の神域を汚すこの不埒者めがっ!!」
と大声で叫ぶと、見るまに死体を縁の下へ蹴落としてしまった。
「あっ!」
と人々の驚いた次の瞬間、朽木のような死人がひょろひょろと立ち上がって、神社の外まで歩き去ると同時にまた、ぱたっと倒れたのである。
忠春の一喝によって、不浄な死骸が自分の足で神域を立ち去った有様を見て、人々は全く胆をつぶす思いであった。

                                    「赤木忠春」黒住教日新社より

こんな奇跡をいとも簡単におこすことができる赤木忠春の普段の人となりを、この本では
「容貌は、痩せて馬面で、歯茎も少し現れ、色も黒く、眼のくぼみも大きく、ぎろぎろと人を見つめるという風で、一見して余り風采はあがらなかったが、何となく犯しがたいところが備わっていた。その上、平常は極めて口数も少ないが、一度口を開くと朗々とした音声で相手を説き伏せるという態度であった。怒った時は洵に恐ろしい勢いだが、にっこりと笑う時にはまた、玉のような温和な姿でもあった。その性格も強い反面に淡白で、こせこせしたところがなく、平常は読書が唯一の楽しみであった。世間話などは一向に好まず、終日、本を読んでいて倦いてくると、夜でも昼でも雷のようないびきをかいて寝る無頓着ぶりであった。」と紹介しています。
なかなかの豪胆で器の大きい人物の方のようで、流石は黒住宗忠の一番弟子と呼ばれる方だけのことはあります。

精根弱くては祈りても神徳薄し
臆病と疑いが去らねばおかげは現れぬぞ
という教えが黒住教にありますが、赤木忠春の天照大御神と宗忠神への信仰信念が人並み以上に強いものだったからこそ、神さまから多くの神徳をいただけ、神業ともいうべき奇跡をおこなうことができたのかもしれません。

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